10/30

≪ワークショップ紹介≫ Vol.5

市橋 晴菜
「はじまりの生き物に描く」
11.1 13:00~16:00
東中のホールの2本の柱に渾身の作品を描き、新たな境地を開いた市橋晴菜によるワークショップ。
市橋さんのアイコンは原初の生き物と言われているクマムシ。100°Cの灼熱でも、−200°Cでも生きることができる不思議な生き物を市橋が愛らしい土人形にしました。好きなクマムシを選び、猪苗代の各地で集めた泥を絵の具にして絵付けをすれば、あなただけのクマムシができあがり!目に見えない微生物にも心を傾けて!
・13:00~・13:30~・14:00~・14:30~・15:00~の5回開催。
各回定員8名。満席時は整理券を配ります。
参加費 大人500円 子ども200円
10/29
制作14日目、壁画、布作品ともに大詰めです。多くの人の手も入った今回の作品を、一番良い形へ整えていく最終段階。
校長先生の発信は、「The Artist」というタイトルで、アーティスト・市橋晴菜へインタビュー。
描くこと、作ることで、人に伝え、繋がろうとする市橋さんの姿勢を掘り下げてくださいました。
壁画制作はいよいよ10/29、最後を迎えます!
https://www.facebook.com/waf.inawashiro/videos/377506456927473
10/29
制作14日目、壁画、布作品ともに大詰めです。多くの人の手も入った今回の作品を、一番良い形へ整えていく最終段階。
校長先生の発信は、「The Artist」というタイトルで、アーティスト・市橋晴菜へインタビュー。
描くこと、作ることで、人に伝え、繋がろうとする市橋さんの姿勢を掘り下げてくださいました。
壁画制作はいよいよ10/29、最後を迎えます!

10/26
市橋さんの制作、11日目。二本の柱の間に飾る布作品の数は4枚に!長瀬小学校、緑小学校の子どもたちが描いてくれたものに加え、東中学校の子どもたちが描いてくれたもの×2!1校時目、ひいらぎ学級のR君が、一見地味な下地のベタ塗りを一手に引き受け、布1枚分、全体を仕上げてくれました。2校時目には、先輩のA君が活躍。初めから制作を見守ってくださっている用務員さんも壁画を手伝ってくださいました。放課後にも手伝いに来てくれる子たちが。東中にいるみなさんの手がこの作品に生命のエネルギーを与えてくれているようです。

10/26
市橋さんの制作も残り、4日間。いよいよ佳境に差し掛かりました。壁面に向かう集中力が高まっていることを感じます。「あとはどのくらい生き物たちを描けるか・・・『あ、こんなところに、こんなやつがいた』みたいに、子どもたちがいつ見に来ても生き物たちを見つけられるようになったらいいな、と思っています」とのこと。朝の全校集会で、改めて今描いている「生命の木」について子どもたちに話しました。作品を手伝ってくれる時間はもちろん、通りすがりに挨拶してくれたり、合唱祭へ向けた歌声だったり、家庭科で作った料理の差し入れだったり・・・一つ一つが東中で市橋さんが吸収したこととして、絵に描かれています。

10/25
\アーティスト市橋晴菜インタビュ―/
東中学校の2本の柱と向き合うこと2週間。そこに描き出される
市橋 晴菜

の世界が日に日に熱を帯びていきます。

作品にかける想いや子どもたちへのメッセージを、市橋さんらしい飾らない言葉で語ってくれました!ぜひ、ご覧ください。

10/22

ここまで土や、土と水性ペンキを混ぜた絵具を中心に進んできた壁画制作。この日から顔料がどんどん使われ始め、画面にカラフルな賑わいが現れてきました。顔料を用いての制作は市橋さんの得意とするところ。何度も足場を上り下りし、深く集中して、壁面を見つめ、色を入れていくところを決めていきます。
お昼休みや放課後には、布作品に絵を描きにきてくれる生徒の数も増え、「いつもの学校じゃないみたい」とねそべりながら和気あいあいと今までに見たことのない、土の中にいる生き物を描いてくれました。その姿はまるで生命の木に集った動物たちの一つのようでした。

10/22

市橋晴菜さんの制作、10日目。2本の柱にはどんどん顔料が入っていきました。ビビッドなのに、落ち着いた色合いなのが不思議です。この日は、1校時目に授業の時間を使って生徒たちと先生方が布作品に描いてくれました。校長先生もジョイン!毎日、市橋さんに話を聞いてくださり、ホームページに掲載してくださっています。
A君「根っこのところに描かれているのは、あやかしですかね」
市橋「根っこの部屋になっているところに、土の中にいる、今までに見たことがないような、目に見えないかもしれないけれど、いるんじゃないかな、っていう生き物を想像して描いてもらっています。みんなも想像してみてください」
A君「木に住む精霊ですね」
市橋「そうまさしく!」
と、A君は鋭い言語感覚で市橋さんの想いを汲み取ってくれました。
放課後には、お手伝いも通いで来てくれる子たちが増えて、賑やかです。
日々、作品に命が吹き込まれていきます。

10/21
この日は、作品が大きく動いた日。東中学校の生徒が布作品に描きました。文化祭の準備や、合唱の練習、部活動で忙しい放課後の時間に「描いてみようかな」と、立ち寄ってくれました。「描いていってみたら?」と生徒たちに声をかけてくださった先生に感謝です。「一回では描き切れないから、通って描きます!」と生徒。それは滞在制作が行われっている東中学校の生徒のならではの関わり方です。

文化祭の名前は、「ひいらぎ祭」。ひいらぎが、東中学校の校章になっています。柊(ひいらぎ)の開花時期はちょうどこれからなのだそう。生徒たちの毎日の練習と準備が花開きますように。市橋さんの描く生命の木の花もきっとこの日に咲くことでしょう!
それにしても、校舎に差し込む光が美しいです。動画の後半、午後の遅い時間から夕方にかけてが素晴らしかったです。

10/20
市橋晴菜の学校での制作、月曜日からリスタートです。まずは長瀬小ワークショップでみんなで描いた布をかけてみると、、、木が3本に。今日は午後から緑小にお邪魔して4本目の木に、みんなで生き物を棲まわせていきます。楽しみ!

10/18

市橋晴菜さんの制作@東中学校6日目。ここまでで大枠が定まってきたそう。ここからが本番!とばかりに細部への描き込みも加速してきました。
毎日、昼休みや放課後には、この多目的ホールをぐるっと囲んだ2階で、生徒たちが合唱の練習をしています。周囲360°から響いてくる頑張っている歌声が、胸にキュンときて、涙ぐみそうになります。。。!この日手伝いに来てくれた実行委員会メンバー(東中OB/OG)によると、当時から合唱に力が入っていたそうです。10月31日の文化祭で合唱が発表されます。偶然にもこの日はWAFふくしま in 猪苗代2020の当日!歌の力×絵の力。お互いに響き合うその日を想像しています。この日の校長先生からの発信でも、歌と絵に関わりの深い「祈り」について書いて下さいました。
転載します。
===
ウォールアートも本格的な制作に入り,6日目を迎えました。
 アーティストの市橋晴菜さん,プロジェクト代表のおおくにあきこさん,ディレクターの浜尾和徳さんのお三方は,今日も朝早くから制作に取り組んでいます。
 写真上は,東中の敷地内で採った「土」です。その「土」もアートの一部として生命を与えています(写真中右…浜尾さんが指さししている部分)。
 「土」だけでなく,数多くの顔料,筆等(写真中左)で毎日,「生命の木」に命が吹き込まれています。
 ちなみに写真右下の稲は,地元・猪苗代町のもので,晴菜さん曰く『このアート制作の守り神…見守っていただけるように。』とのことです。このアートは,祈りとともに制作されています。
 (制作のようすは,下記リンクからご覧いただけます。)
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リンク先に、写真も掲載されていますので、ぜひご覧ください!

10/18
市橋晴菜さんの制作の一環で、小学校でもワークショップを開催させていただきました。
10月15日は、猪苗代町立長瀬小学校にて。生命の木に生き物を描く、がテーマです。
一本の木にたくさんの生き物たちが集まってくる。生き物たちは木に生かされ、逆に木を生かしてもいる。生命の循環や、生物多様性がイメージされるテーマです。
ワークショップの前に、市橋さんが手書きで子どもたちにお手紙を書きました。そして、生命の木の根っこ、土の中にいる今までに見たことのない生き物を想像して、心の準備を整えてもらいました。
猪苗代町の土で作った絵具の説明から始まり、まずは木の幹を塗る練習。慎重に、丁寧に塗り進め、初めて使ったとは思えないほど、良い出来。その後、灰やススも絵具として使い、想像してきた生き物たちを根っこに描いていきました。最後は、絵具のもとである顔料を使って仕上げ。
この映像では、子どもたち(と一緒に描いた先生方)が生き物の紹介をしてくれています。
長瀬小学校の校長先生が、このワークショップのレポートを学校のホームページに記載してくださいました。
授業で学んだ食物連鎖などの内容ともリンクしたようで、嬉しい限りでした!

10/16
この日の猪苗代は朝から曇り空。3段組の足場を上下左右に行ったりきたりしながら制作している市橋さんのもとに、「生徒たちも絵を描くのに関われませんか?」とのとても嬉しいお申し出が。
実はこの東中学校に通ってくる児童が通う長瀬小学校、緑小学校にて、市橋さんの「生命の木を描く」ワークショップを開催しています。5mほどの布にやはり土の絵具を使って、土の中、根っこ部分に自分が想像する生き物を描くワークショップです。
市橋さんが手書きで書いたワークショップの解説には、クマムシが登場します。東中学校の校長先生がDAY5として、クマムシを取り上げて下さいました。
この日の制作は午前で切り上げ、長瀬小学校でのワークショップへ。この様子はまた後ほど!
10/15
天気の良かった1日。磐梯山の山頂もきれいに見えていました。東中学校の多目的ホールにも太陽の光が入っては移動し、気持ちのいい風にカーテンが揺れていました。市橋さんの制作4日目。枠が徐々に固まり、細部の描き込みが少しずつ始まっていきました。このタイムラプスで確認するのはむずかしいかもしれません・・・!でもよく見ると、様々なところに変化が生まれています。
この日も校長先生が、学校のホームページに記事を掲載して下さいました。
アーティストのみならず、実行委員にもお話を聞いてくださり、プロジェクトのことを丁寧に発信してくださっています。とてもありがたいです。
聞き上手でいらっしゃるので、ついどんどん話してしまいます^^

10/14
3日目、市橋さんの壁画に色が増えてきました。青や、ピンク、緑、全て土が混ざっています。青は猪苗代湖をイメージしているのだそう。
ちなみに、筆につけるとザリザリしています。煤にも土を混ぜて、何種類かのバリエーションを作り出していました。試行錯誤の時期でもあります。
生徒「高いところで描いていて、怖くないですか?」
市橋「怖いよ(笑)」
生徒「年はいくつですか?」
市橋「26歳だよ」
生徒「若い!」
など、やりとりも少しずつ始まっているそうです。
校長先生が、東中学校のホームページに記事を掲載して下さいました。
制作は、10月30日まで。きっとあっという間にその日を迎えることでしょう。

10/13
ウォールアートフェスティバルふくしま in 猪苗代2020での滞在制作、2日目。一筆目に使われた土は、東中学校で採取したもの。他にも、猪苗代町内で採取下8種類の土や、煤、木灰などが使われていきます。
ニョキニョキ現れた二本の木。どんなことが始まるんだろうと、遠巻きにみていた生徒たちが少し近づいてきてくれました。「ワクワクしてきました!」と通りすがりに声をかけてくれる先生も。放課後、この多目的ホールでは文化祭に向けた合唱の練習が。市橋さんは男女が励ましあいながら練習する声を聴きながら、じっくりと筆を進ませたそうです。

10/12
猪苗代町立東中学校にて、市橋晴菜さんの壁画制作が始まりました。朝イチで天気雨、不思議な天気。校庭では、陸上部が朝練に励んでいます。今使っているのは、中学校の敷地内で採取し、精製した土です。子どもたちや先生方に見守られて、10/30まで制作が進んでいきます。

10/10
猪苗代町立東中学校での壁画制作に向けて、壁面の準備が、完了しました!
壁面の高さは、約6.8m。
初日は表面を削り、白ペンキを塗り、木のヤニが出ないよう下地にトメを塗り、重ねて白ペンキを塗りました。
中学生たちも一体何が起きるのか、見守ってくれています!

10/7
本日10月7日より、市橋晴菜さんの滞在制作がスタートしました!
猪苗代町立東中学校での制作に向けて、猪苗代町内の各所で土を採取しています。
昨年は、土津神社で滞在制作をしてくださった市橋さん。
昨年の様子はこちらです
市橋さんの作品が、また猪苗代で誕生します!楽しみですね!!
今回は、滞在制作中・完成後も含めて、一般の方が学校内に立ち入ることはできません。
制作途中の様子や、完成した作品はオンラインで配信しますのでどうぞご注目ください!