遠藤一郎 ENDO Ichiro

プロフィール

1979年、静岡県生まれ。『未来』と描かれたクルマ、未来号を住まいとして 全国を巡り「GO FOR FUTURE」のメッセージを届けている。WAF2011〜2015に参加。WAF2012では壁画だけでなく、象、リキシャにも作品を描き、『未来龍印度大空凧2』として1080の連凧をあげた。日本各地、世界を舞台に、アートイベントの企画、参加やライブペインティングやパフォーマンス、凧あげ「未来龍大空凧」を繰り広げている。猪苗代町内各学校に加え、福島県内の各所でも生徒たちに凧に夢を描いてもらうワークショップを行う。できた凧をつなげ、芸術祭本番に空に飛ばす。

Born in Shizuoka in 1979.
He lives in a car called Go for Future, on which the words ‘go for future’,
and people’s (who he meets around the country) dreams are written.
With this car, he travels across the country, and keeps sending a message ‘GO FOR FUTURE’.
In 2009, he launched a kiting project Future Dragon Big Sky Kite.
He took part in WAF2011 ~ 2015. He painted not only on wall,
but also on rikisha and actual elephant. And he raised 1080 kites in the sky.

未来龍猪苗代大空凧》

刈り取りの終わった田んぼに今年も凧があがった。
いちばん長い凧は160枚を繋いで160メートルになった。
白鳥の群れが凧とコラボレーションするように飛んでいった。
2011年3月11日の東日本大震災直後、
自らが住まいにしているバス「未来へ号」で
仲間を連れて被災地の泥出しのため東北を巡った遠藤一郎。
やがて、被災した人々に凧に夢を描いてもらって
各地で凧をあげ続けた。
それをいつか一つにつなげてあげたいと思っていた。
それが、猪苗代で実現した